(注 1)
2005年4月『ビジネスメソッドに関する調査』日経BPコンサルティング
認知度ランキングの上位5手法は、ブレーンストーミング、KJ法、KT法、TRIZ、NM法となっています。
http://www.news2u.net/NRR200610142.html
(注2)
新QC(Quality Control)7つ道具の一つになっています。新OC7つ道具は、定量的データを分析するOC7つ道具に対して、定性的データを分析する手法として知られています。「KJ法」は川喜田研究所の登録商標であり、名称を使用できないため親和図法が別名として使われています。しかし殆どの場合、名称だけではなく使用方法も正規のKJ法のメソッドではなく誤った理解に基づいて使われいることが多いようです。
(注3)
本サイト上にKJ法の進め方 step by
step <川喜田研究所監修>FLASH版を掲載(2006.8.15-2006.12.12)しておりましたが現在停止しております。KJ法理解の一貫として掲載していたもので、それを見ただけでは正規のKJ法は行えないのですが"できる"と勘違いされる方がおられたため、掲載を見合わせています。
(注4)
川喜多二郎、川喜田次郎、川喜多次郎などの表記はすべて誤りで、正しくは川喜田二郎です。
(注5)
KJ法は川喜田研究所の認定を受けた者でなければ指導することはできません。株式会社エバーフィールドはKJ法の正規のコンサルティング会社として、どのように指導すべきかのトレーナー・トレーニングを受けた認定機関です。また川喜田研究所のバックアップにより各種案件を支援することが可能です。「関連機関・アドバイザー」ページをご参照ください。
「続・発想法」の川喜田二郎氏のことば:
「正則ですなおな普及がある一方、入門者を迷わせる指導をする向きも多い。第一、KJ法はその精神からして創業者とその個性への尊重と礼儀を重んずる方法なのである。ところが私のところへすら一言の連絡もなく、まるで一刻を争う商売のように海外への売り込みに躍起の競争をしている向きもあるようだ。こんな精神でKJ法の普及をする資格があるのだろうか。
(注6)
帰納法は仮説検証型の手法であり、仮説法(アブダクション)は仮説そのものを生み出す手法です。
(注7)
パース(Charles Sanders Peirce)はアメリカの哲学者の中で最も独創的/根源的で最も優れており、最も偉大なアメリカの論理学者である(the
most original and versatile of American philosophers and America's
greatest logician)とも評されています。
「アブダクションはある種の事実からそれとは異なる種類の事実を推論するためのものであるため、『発見の論理』とか『創造的推論』と呼ばれてる。」(「パースの思想」有馬道子著:岩波書店)
「アブダクションは、説明のための仮説をつくる過程である。それは新しい考えを導き出す唯一の論理的な働きである。というのは、帰納は価値を決めるだけであり、演繹は単なる仮説の必然的な結果を導き出すだけである。(CP.5.171/「パースの思想」有馬道子著:岩波書店)
(注8)
川喜田二郎氏はKJ法が英語のアブダクション(abduction)にあたることを自覚しており、哲学者の上山春平氏の示唆からアブダクションを「発想法」と呼びました。それが中公新書版「発想法」の書名になったのです。
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